Sunday, July 31, 2011

Cote d'Azul Drive - Day 2 pm (Villefranche-Sur-Mer⇒Eze⇒Monco)

(2011/7/25 pm)

今回の旅のテーマは、コートダジュール湾岸線ドライブ。。。ニース空港を起点として、2ドライブを計画。 

1)ニースの東側の Villefranche-Sur-Mer に1泊し、東側 イタリア サンレモ までのドライブ。
2)ニースの西側、前回宿泊した Villneuve-Loubet に2泊し、西側 サントロペ までのドライブ。


いよいよ、ドライブ初日、車をレンタル後、思い出の地に挨拶をした後、Villefranche-Sur-Mer の駅に通じるメイン通り沿いにあるホテルにチェックインし、食料と荷物をホテルの部屋に置いた後、 ニース-モナコ 間の断崖沿岸道路 を4年ぶりに走ることにした。

3ルートある ニース-モナコ 間の断崖沿岸道路のうち、海側ルート と エズ経由中間ルート の2つ を 前回走破済み。 
今回は、海側ルートからエズ村に抜ける道、Villefranche-Sur-Mer のメイン通りから、ちょうど分岐している抜け道から、中間ルートに入り、エズに立ち寄ることにした。
前回、見逃したニーチェの小道を訪れるのが、目的。

エズの村に入る左手前にその入り口がある。エズの村から下りのくねくねと曲がった山道だ。45分で、駅に着くようだが、夕暮れ時ということもあり、途中で折り返した。
こじんまりとしたエズの村の中を一回りしたあと、モナコの向けて車を走らせた。
時間は、18:00過ぎ、モナコに向かう道は、途中車幅減少している箇所があり、2kmほど渋滞した。


20時前にモナコに到着。 F1で、おなじみのカジノスクエアから、ロウズ・ヘアピン、トンネルを抜けて、シケインをとおり、ヨットハーバーの前の駐車場に駐車、夕暮れのモナコの街を散策することにした。


アルベール1世通りの奥に進んだところ、トランペットとベース&ドラムスの生演奏と思われる音色が響いているのに気が付いた。。。。その音色のするほうに引き寄せられるようにすすんでいくと、小奇麗な広場で、なんと無料と思われるJAZZの生演奏をしている。。。。ラッキー!!!
ステージ前に用意されていた椅子にすわり、約1時間ほど、演奏に聴き入った。

JAZZ LIVE  in  SQUARE T-GUSTAUD

演奏は、1部が、カルテット(tp、kb、b、ds)での、コンテンポラリージャズ。。。ウェザーリポートのような。。。リズム隊がジャコ&アースキンを彷彿させる。 ハービー・ハンコックの「One Step Closer」の演奏で締めくくられた。
2部が、3 vocal ( M×1, F×2 )+カルテット(1部のメンバー、ベースとドラムがスイッチ)でのスタンダードジャズ。。。「Autum Leaves」 など演奏された。

演奏をきいているのは、近隣に住むとおもわれるマダム&ファミリーが中心。 夜9時すぎだったが、かわいいTシャツ&ショーツ、サマードレスをきた5才以下姉弟たちが元気に走り回って、はしゃいでいる。。。ヨーロッパ一安全な街だと実感。。。
演奏が進むたびに、クチコミで連絡が回ってなのか、人がどんどん増えて、椅子はほぼ満席状態になった。

今回の旅では、タイミングがあわず、前回のようにヨーロッパのジャズフェスを回ることができなかったので、偶然とはいえ、音楽を聴き入ることができて非常にうれしかった。
1時間ほど演奏に浸ったあと、途中で退席、 街中の探索再開。
フェラーリディーラーやホンダディーラー、 F1にちなんだショーウィンドーなどを見て回った。

そして、22時頃、ホテルへの帰路に着いた。

Cote d'Azul Drive - Day 1 & 2 am (Nice⇒Antibes Bord de Mer )

(2011/7/24)

13:35  NRT- AMS  17:35   KLMオランダ航空 スキポール空港行き (約11時間のフライト)
座席は、30K(右の窓際)だった。。。希望の通路側は空きがなく、追加で130ユーロ追加を払えば席を用意できるとのことのことだったが、もったいないので隣が空席の窓際にしてもらった。行きは、とても長く感じたが、フライト時間10時間余りで、40分早く、スキポールに到着した。

20:30  AMS- NCE  22:30 スキポール空港 乗り継ぎ ニース・コートダジュール空港行き
スキポール空港は、ヨーロッパでも指折りのハブ空港で、1ターミナル構造で、乗り継ぎの効率化されている。 ニース便の航空券を、成田のカウンターでチェックイン済みだったが、貰っていなかったので、自動券売機で発券。 ニース行き搭乗機のゲートに入る前、パスポート審査と荷物チェックがあった。ここで、オランダに入国したスタンプを押してもらうことになった。
ニースに向かう飛行機は、City Hopper という横4列席の中型機。 日本人は、一人だった。
2時間のフライト中、サンドイッチとドリンクのサービスがあった。
飛行機の窓から見るコートダジュールの港と街並みは、宝石をちりばめたような美しさ。。。気分が高揚する。

空港到着、人の流れに沿って、ARIVAL から Sortie へ進むとそのまま外にでてしまった。
入国審査手続きがない。。。。前回(2005年)は、ヒースローから到着したときは、外国人(フランス人以外)入国カードを提出し、入国スタンプを押してもらった記憶がある。
不安になり、空港案内の女性に聞くが、冷たい対応。 時間は、深夜だし、とりあえず、予約した空港近くのホテルに向かい、翌日日本領事館に問い合わせることにした。

ホテルは、ターミナル2からターミナル1へ無料シャトルバスで移動。 そこから徒歩で10分圏内のはずだが、すぐ見つかりそうになかったので、親切そうなタクシー運転手の初老のおじさんに英語でホテルの場所を聞いて確認。 親切に分かりやすく教えてくれた。。。良かった!
ホテルに到着し、さすがに長旅でへとへとだったので、湯船につかり熟睡した。

(2011/7/25 am)

Nice Inte'l Aeroport

翌朝、6時起床。 15分後に夜明け。。。空港が間近で、飛行機が離陸していくのが見える。
椰子の木や乾燥した空気が、南仏にきた気分をさらに上げさせてくれた。 
初日なので、すこし贅沢にビュッフェの朝食(9ユーロ)をとり、9時半頃、昨日の入国審査の件を、日本領事館へ電話で問い合わせした。
担当の方の話では、シェンゲン条約というヨーロッパ各国が加入している条約(イギリスは非加盟)があり、加盟国間での入国審査が1回でよいのだそうだ。いつ加盟国間で入国し、いつ出国したかが、重要視されているらしい。また、現在は、入国カードについては、なくなっているとのこと。
無知なのは、ソンだ。。。。取り越し苦労だった。

そして、早速、車を借り出すために、10時過ぎ、空港ターミナル2に向かった。
CAR RENTAL CENTER という立派な3階層施設ができており、日本で予約した Herz で VW  POLO ディーゼル を借りるはずだった。 ところが、POLOは人気で借りられず、OPEL CORSA を手配された。 車を確認しエンジンをかけてみたが、ディーゼルのトルク感がなく、おかしいなと思ったところ、ハイオク仕様の車だった。。。それに、待機中と思われるPOLOが、少し離れた場所に1台駐車されている。。。これは、抗議しないと納得いかない。 Herzのカウンターに戻り、ディーゼルクリーン車指定で、予約しているので、ディーゼル車がいいことと、POLOを貸して欲しいと申し出た。
POLOは、用意していないと頑なに断られ、ディーゼルについては、FORD FESTIVAⅡ と Hyndai の2台だけとのことだった。。。 結局、ディーゼルの条件は譲れなかったので、FESTIVAⅡ を選んだ。

1.4L TDCT ディーゼル・ターボエンジンのFESTIVAⅡは、アイドリングスタートもできるほどで、2リッターNAクラスくらいのトルクがあり、ペダル配置やシフトの操作具合もスムーズで、不満なく3日間を過ごせそうだった。

最初に向かったのが、空港至近の 「CAL3000」、 ギャラリー・ラファイエットも入っている大型モールだ。 空港から向かうには、Antibes 方面、プロムナード・デサングレ通りに出ないといけないが、第1ターミナルの入り口から高架橋を下り、ロータリーから抜ける道が唯一の出口だった。
CAL3000では、グルメ・ド・ギャラリーラファイエットという食料品フロアで、ランチと水やパン果物など食料を調達した。。。食料品は、街なかで買うより断然安い。

次に向かったのが、" My Another Sky = Antibes Bord de Mer "
ニース通り、左手に半円形の2つの大型マンション群が見えるあたり、直進するとA8にのってしまう手前、Y字分岐を右に入ってしばらくすすむ。。。4年ぶりのお馴染みの景色が目の前に広がった。。。アンティーブ沿岸道路 (" Antibes Bord de Mer ")

Bord de Mer & TGV

天気がよいこともあり、海側沿道には、車の縦列駐車が延々と続き、玉砂利の浜には、人がいっぱい。。。来るたびに人が増えている。。。6年前に初めて通ったときは、人は疎らで、知る人ぞ知る浜だったのに。。。
それでも、また来ることができたことを、じっくり味わい実感。。。車を停めて、海辺で少し時間を過ごした。